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6年使わなかった配当金、初めての使い道はディズニーランド

家計・お金

配当金が年100万円を超えましたが、その大半はそのまま再投資に回しています。配当でまた株を買い、その株がまた配当を生む。この流れが資産を育てる近道だからです。

ただ、すべてを再投資に回すだけだと、なんだか味気ない。そもそも私が投資を始めたのは、生活に困っているわけではないのに、たまの贅沢のときまで必要以上にケチケチしてしまう自分が嫌だったからです。漠然とした将来への不安から、つい節約ばかり意識してしまう。たまの贅沢くらい、お金のことを気にせず楽しみたい——そんな思いがきっかけでした。

その後、子どもが生まれて、思い出を作る機会や、子ども達のものなど惜しまず使いたい場面がたくさん出てきました。そのとき初めて投資を始めたあの頃の自分に感謝しました。コツコツ育ててきたお金があるから、こういう場面で気持ちよくお金を使える。だからこそ我が家は、ある決めごとをしています。

年に一度は、配当を家族のために使う

それは、年に数回は配当を家族のための何かに使う、という決めごとです。数字が増えていくのは嬉しいですが、それだけだと「何のために貯めているんだろう」と分からなくなってしまう。だから、増やすだけでなく使う楽しみも意識的に残しています。今年の夏は、長男の誕生日のお祝いを兼ねて家族でディズニーに行くことにしました。子どもがずっと行きたがっていた場所です。コツコツ育ててきた配当が、家族の思い出に変わる。その瞬間があると、続けてきてよかったと心から思えます。

数字が増えるだけの時期は、正直モチベーションが続きにくいものです。でも、配当が家族の笑顔に変わる瞬間を一度味わうと、「次もまた」という気持ちが生まれます。使う体験が、また貯める力になる。この循環があるから、無理なく続けられています。

罪悪感なく使うコツは、予算を決めておくこと

使うことに罪悪感を持たないコツは、あらかじめ「使う予算」を決めておくことだと思います。年初に「今年はこのくらいの配当が出そうだから家族のために使う」と決めておけば、その範囲なら堂々と使えます。本来ならなかったはずの配当を使うとのであれば気持ちも軽いですし、元本そのものは減りません。資産を育てる流れは止めずに、楽しみだけを切り出して味わう。この考え方にしてから、お金を使うときの後ろめたさがなくなりました。

貯金好きほど、使うとき手が止まります。でも、あらかじめ枠を決めておけば、その範囲は「使っていいお金」。ルールが自分に許可を出してくれるので、思いきり楽しめます。我慢の反動でドカンと使ってしまう、ということも防げます。

モノより、経験にお金を使う

年齢を重ねるほど、モノよりも経験のほうが記憶に残ると感じます。子どもと過ごせる時間は限られていて、今しかない年齢の姿は、お金では買い戻せません。だからこそ、増やしたお金の一部を家族との時間や経験に変えることを大切にしています。来年は何に使おう、どこへ行こうと考える時間も楽しく、目標があると毎月の入金にも張り合いが出ます。増やす楽しみと使う楽しみが行き来することで、無理なく続く好循環が生まれている気がします。

お金は、貯めるだけでも使うだけでも満たされません。両方のバランスがあってこそ、暮らしが豊かになる。配当は、その両方を少しずつ味わわせてくれる、ちょうどいい存在だと感じています。

実は、配当は「NISA枠を食うお荷物」でもある

正直に言うと、私は配当金が入金されること自体がうれしい性格です。口座に数字が増えるのを見るのが好きで、これまでは配当をそのまま再投資したり、暴落に備えてプールしたりしていました。

でも、NISAの非課税メリットを最大限に活かすという視点では、理論上はインデックス(値上がり重視)のほうが理にかなっています。新NISAの非課税枠は「買った金額(簿価)」で管理されるので、インデックスの値上がり益は、いくら増えても枠を消費しません。100万円で買ったものが200万円に育っても、使った枠は100万円のまま。増えた分はまるごと非課税で伸びていきます。

一方の高配当株は、配当を受け取ること自体は非課税ですが、その配当を再投資すると、買い直した金額ぶん新たにNISA枠を消費します。同じ「増やす」でも、配当→再投資はそのたびに貴重な枠を食ってしまう。つまり枠の効率だけで見ると、配当金は「利回りはいいけれど、数字が増えてうれしいだけで、再投資すると枠を消費してしまうお荷物」とも言えるのです。

そう気づいたとき、考え方が少し変わりました。理論上は枠を非効率に使ってしまう配当金なら、無理に再投資してさらに枠を食わせるより、いっそ使ってしまったほうがもったいなくない。せっかく現金で入ってくるのだから、暮らしや家族のために使う。そう割り切れたことが、今回のディズニー計画につながりました。

まとめ:貯めると使う、両方を大切に

配当を全部再投資すれば、資産はもっと早く増えるかもしれません。それでも我が家は、年に一度の「使う日」を残しています。増やすことだけが目的になると、何のために貯めているのか分からなくなるからです。

貯めることと使うこと、どちらも大切にする。お金は手段であって、目的は家族と過ごす時間です。そのバランスを忘れないために、配当を思い出に変える日を、これからも大事にしていきたいと思います。

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※あくまで我が家の家庭の記録としてお読みください。

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