「ドラム式はメンテにお金がかかるから、結局、縦型+乾太くんにしました」というのは家づくり界隈でよく聞く話です。実際、我が家のドラム式もヒートポンプの目詰まりで交換を繰り返していて、メンテ費用がかかるのは事実です。その上であえて逆張りをしている我が家の洗濯事情について紹介します。
「縦型+乾太くん」に流れる気持ちはよくわかる
乾太くんの乾燥力は本物です。ガスの火力で一気に乾かすのでヒートポンプのような目詰まりトラブルとも無縁。ドラム式のメンテ費用に疲れた人が乗り換えたくなるのは、当然だと思います。
我が家も5年でヒートポンプを3回交換していますが、それでもドラム式。しかも2台目を見据えて、新築時に洗濯機の配管を2本引いています。
ヒートポンプ交換費用は3年目からは1回3万円ほどの実費。「メンテ費用がかかる」というのは事実ですね。
それでも我が家がドラム式を選び続ける理由
①オール電化を崩したくない
乾太くんを入れるには、ガス契約が必要です。我が家はオール電化。乾燥機のためだけにガスを引くと、使っても使わなくてもガスの基本料金が毎月かかり続けます。ガス管の引き込みやガス栓の工事も必要で、外壁には排湿ダクトの穴も開く。高気密にこだわった我が家としては、壁の穴ひとつも慎重に考えたいところです。
②契約がひとつ増えない「管理の楽さ」
地味に大きいのがこれです。ガス契約が増えると、料金プランの見直し・検針・支払い管理がひとつ増えます。電気だけならシンプル。太陽光で発電した電気で乾燥まで回せるので、光熱費の管理が「電気一本」で完結するのは、暮らしの負担がぐっと軽くなります。
③1台で洗濯から乾燥まで終わる手軽さは、やっぱり最高
縦型+乾太くんは、洗濯が終わったら濡れた衣類を乾燥機へ移し替える必要があります。ドラム式は夜に放り込んでボタンを押せば、朝にはふわふわ。「移し替え」という家事がそもそも存在しない。めんどくさがりやな私たち夫婦には、この差が毎日のことだからこそ効いてくるところです。
メンテ費用は「込み」で判断
家を建てるとき、私たちは外壁や設備のメンテナンス費用まで含めて資金計画を立てますよね。家電も同じだと思うのです。ドラム式は「本体価格+数年ごとのメンテ費用」までを購入費用として最初から見込んでおく。
そうやってトータルで見ても、移し替え不要の手軽さ・ガス契約なしの身軽さ・太陽光との相性を考えれば、我が家にとってドラム式は十分に「買い」の選択肢です。メンテ費用に「あとから気づく」から後悔になる。最初から織り込めば、それはただのランニングコストです。
だから我が家は、洗濯機の配管を2本引いた
そして、ここが本題です。我が家は新築時、脱衣場に洗濯機用の給排水配管を2本引いてもらいました。
理由は、下の子が大きくなって洗濯物が増えたら、ドラム式をもう1台追加する予定だからです。子どもが2人とも大きくなれば、洗濯量が増えるのは想像できます。しかも男の子。1台で回らなくなったとき、「2台同時に洗濯〜乾燥」ができればと思って、2台設置できるようにしてあります。
後から配管を増設するのは大工事ですが、新築時に1本追加するだけなら費用はわずか。後で付けたくなるものは、先に仕込んでおくことが高気密住宅の鉄則です。使わなければそれはそれでよし。選択肢を増やしておいて損はないと思います。
まとめ:デメリットも知った上で、我が家はドラム式2台体制へ
ドラム式のメンテ費用は事実。乾太くんが素晴らしいのも事実。その上で、オール電化・太陽光・高気密という我が家の家づくりの方針と自分のずぼらさにあっていたのはドラム式でした。
これから家を建てる方は、「どの乾燥機にするか」を自分の性格や家づくりの一部として考えてみてください。ガス契約の有無、外壁の穴、配管の本数——間取り図の段階で決められることが、意外とあると思います。
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