冬帰宅して玄関を開けると暖かいとなるのは当たり前ですが、外出の際に準備を終えてリビングから玄関に向かった時に肌寒く感じるのも当たり前ですよね。
それは玄関の温度が外気温より暖かく、居住空間であるリビングなどと比較すると寒いのが原因であるといえます。
家の中で最も熱が逃げやすく、外気の影響を受けやすい場所。それが玄関です。
家全体を包み込む付加断熱
我が家は断熱にグラスウールを採用しました。
メジャーな断熱材で、きちんと施工すれば高い断熱効果を発揮してくれます。
寒さにめっぽう弱い私。今まで暮らしていた賃貸での隙間風や底冷えはもう御免でした。
そこで家を建てる時にどうすれば冬でも暖かい家になるかを夫と調べまくり、グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー、発泡剤の吹き付け、断熱パネルなどたくさんの断熱方法があることを知りました。
しかし昨今のインフレ、建築費用の高騰により、バンバンお金をかけるわけにもいかず、一番コスパよく暖かい家にするにはと考えたところ、付加断熱工法というのを発見しました。
付加断熱はグラスウールで断熱施工した家の外側に二重でグラスウールを施工する工法です。
いわば、ダウンジャケット二枚重ねです。最強です。
グラスウールは施工力によって大きな差が出ることも分かっていたので、ハウスメーカー、工務店など20件以上話を聞きに行ったりHPで調べ、断熱に自信を持っている地元の工務店と契約しました。
想像してわかるように、人間がダウンジャケットを二枚重ねて運動して体がポカポカになる(家の中の暖房が効いている状態)と、湿気が排出されずいくら寒くても汗をかいて蒸れますよね。
家も同じで断熱材の施工を隙間なく施工することも重要ですが、それ以上に中の熱や湿気を断熱材のほうに逃がすことなく換気、通気を行うことが重要になってきます。
それが気密性ということになるのですが、気密の話はまた後日
玄関で体感する基礎断熱
冬の寒い日に特に感じるのが基礎断熱の効果です。
玄関はタイル、コンクリなど「土間」で仕上げるため、通常の床よりも冷気が伝わりやすい場所です。
一般的な床下断熱だとタイルやコンクリ部分、立ち上がり部分は断熱材がなく外気が伝わってきやすいです。
そこで我が家は土間も含めた基礎の中まで居住空間という考えで基礎断熱を選びました。
そのおかげで床暖房はありませんが床が冷たい、冷たい風が上がってくることはありません。
付加断熱とセットで効果を発揮し、お出かけの際に玄関へ向かっても寒っと感じることのない大きな要因となっています。
床下にも換気のダクトを回し、空気の入れ替えを行っているので湿気もたまらずに快適です。
玄関の「当たり前」を変える断熱の力
以前の私にとって、冬の玄関は「気合を入れて通り過ぎる場所」でした。でも、付加断熱と基礎断熱を組み合わせた今の家では、玄関も立派な居住空間の一部です。
建築費が高騰する中、どこにお金をかけるべきか悩みましたが、目に見えない「断熱」にこだわったことは大正解でした。これから家を建てる方には、ぜひ「玄関の足元」の快適さにも注目してほしいと思います。
また、この暖かさを逃さないために不可欠な「気密」について詳しくお話ししますね。

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